本16 Reconstruction-Based Disentanglement for Pose-invariant Face Recognition
これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 16日目の記事です。
本日も本ではありません。 [1702.03041] Reconstruction-Based Disentanglement for Pose-invariant Face Recognition になります。
著者はXi Peng, Xiang Yu, Kihyuk Sohn, Dimitris N. Metaxas, Manmohan Chandraker.
どんなもの?
Face Recognitionのタスクでは正面から見た顔と真横から見た顔が同一人物かを判定するのが難しい。Disetangleという手法を提案してSOTA。
先行研究とくらべて何が違う?
従来の研究では二つの視点から見た画像に共通する特徴を見つけるCanonical Correlation Analysis(CCA)などが用いられていた。 本研究では違う角度の顔の特徴を近づけるcross reconstructionというlossを利用した。
研究のキモ
- 正面画像から非正面画像の生成
- identity、pose, lmkの3つに分けたembedding
- 特徴量の再構成
検証
MultiPIE、300WLP、CFPを使って検証
議論
データセットによって大きく精度に差が出る。
次に読むべき論文
本15 東アジア各国の軍事戦略と政治文化
これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 15日目の記事です。
著者は村井友秀氏で、戦略研究という雑誌に掲載された論文となります。
国家最大の任務は国民を守ることである。ユダヤ人がイスラエルを作ったのは、現代において国家だけが合法的に武力を持つことができるからである。 国家は他の全てのものを犠牲にしても国民を守らなければならない。
これはホンマか?って感じがしますね。平時に数百人の国民が拉致されても何もしない国が国民を守ろうとしているようには見えませんね。テロに対して厳粛に対応するアメリカの方がまだ国民の命に対して真摯的だと思います。
日本以外のあらゆる国においては国民の命に対して無限大の価値を与えている。だから日本以外のあらゆる国はどれだけコストが掛かろうとも国民の命を守ろうとする。
軍事力の行使の有無は行使者が合理的であれば、コストの多寡によって決定される。第一次世界大戦もそうだし、第二次世界大戦や湾岸戦争、イラク戦争もそうだった。民主主義国家同士で戦争が起きないのは構造的な問題ではなく単にコストが利益に見合わないからです。 つまり、中国の軍拡に対して、日本が軍縮もしくは、現状維持を行うならば、中国に対して軍事力を行使するよう挑発しているということです。
日本は米国との戦争後占領軍の政策により、道徳的価値観(正義、勇気、大胆さ、自己犠牲等)を失い、世界中の多くの国と道徳的価値観にズレが生じるようになった。
クウェートの感謝国リストについてはかなり議論があるようなので言及をしないようにしますね(危ないところだった)
世界は同じ地球に生きる同胞の人権を守るために1000名を超える犠牲者を出してきた。僕らが平和に暮らしている一方で1000名という犠牲を強いられた国々があることを忘れては行けないと思いますね
本14 Fluent Python
これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 14日目の記事です。
マルチスレッドとマルチプロセスの違いを理解していなかったのかもしれない。
デザインパターンは利用する言語によっては考え直す必要があるというのは面白かった。23種類のデザインパターンのうち動的な言語において16種類は扶養にできるか、よりシンプルにできる
本13 必携 統計的大標本論
これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 13日目の記事です。
難しかったけど、分布収束、確率収束、Lr収束、概収束の意味が分かったので成長。(生まれたときから知っていろ)
本12 CIA秘録
これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 12日目の記事です。
CIAが自らの無能により、何人の他国民、アメリカ市民を殺してきたかを数え上げる本。
途中でCIAが自民党に資金提供をして首相にさせたという作戦が出てきましたが、就任した首相は岸信介。明治維新功労者の家系でほっといても首相になったのではという印象で腑に落ちないです。
本11 大本営参謀の情報戦記
これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 11日目の記事です。
陸軍情報参謀であった堀栄三氏の回顧録。日米の戦略思想の差がどのような結果に繋がったのかを書き記しています。
大正10年から日本と戦争をするために準備してきた米国に対して、なんの戦略も持たない日本が勝てるわけがないという一幕が印象に残っています。 米海兵隊のエリス少佐は大正10年に西武太平洋攻略(対日戦争)の作戦構想を海兵隊司令官に提出していました。これに対して日本が対米戦の作戦を立て始めたのは9月6日に御前会議で 決定された「帝国国策遂行要領」が最初だと言われています。9月6日というのは1941年9月6日です。 米国は戦争の始まる20年前から準備を始めていたにもかかわらず、日本はわずか3ヶ月前に対米戦の準備をはじめたというのはよくそんな状況で戦争が出来たなという気持ちでいっぱい。
また、米軍は昭和21年4月『日本陸海軍の情報部について」という調査書を米政府に提出していおり、そのなかで日本の敗因として5項目、挙げています。
- 国力判断の誤り
- 制空権の喪失
- 組織の不統一
- 作戦第一、情報軽視
- 精神主義の誇張
現代の日本人、70年の時を経て何も学んでいない。僕はちゃんと歴史に学べるように努力します。