本18 ドーナツを穴だけ残して食べる方法

これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 18日目の記事です。

工学者や心理学者、哲学者、数学者などがそれぞれの学問の立場からいかに「ドーナツを穴だけ残して食べる」かを語った本。数学のドーナツを4次元空間に持ち込む方法は面白かった。

現象界と天上界を考えると「ドーナツ」は天上界にしか存在せず、現象界には「ドーナツ」のコピーしか存在しない、ゆえに現象界においていくら「ドーナツ」のコピーを食べたところで「ドーナツの穴」は消えることがない。

けど、「ドーナツ」そのものも消えることはないので「ドーナツの穴」だけではなく「ドーナツ」も残した状態で食べることになるんじゃないかな