本10 石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」

これは本 Advent Calendar 2017 - Adventar 10日目の記事です。

日本は44年以降、油槽船が枯渇して石油の輸送ができなくなった。一方ドイツ軍は42年だけであったが英米の製造トン数以上の商戦を沈没させた。ドイツは大戦を通して1,100隻を超えるUボートを建造し、通商破壊に当たらせた。一方日本は大戦中に建造した160隻の潜水艦を戦艦と空母と戦わせた。

連合軍の商船を大戦期間を通してドイツは2200万トン、日本は50万トン喪失させた。対して米軍は日本の商船を860万トン喪失させた。

真珠湾攻撃で太平洋艦隊の活動を1年以上止まらせることのできる石油タンクと海軍工廠を見逃した。帰り道にも米艦隊の給油基地であったミッドウェー島の攻撃を行わなかった。

こんなの勝てる戦争も負けるに決まってるじゃん