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桐生市立商業高等学校 元生徒会長挨拶全文公開

桐生市商業高等学校の卒業文集?である闘志に元生徒会長として寄稿したポエムの全文を公開公開します。


 三年生の皆さん、とうとう卒業の時がやってきました。一年前、先輩方が言っていた、三年になってからの一年間は一瞬だという言葉の意味を今更気づきました。とはいえ、大学数学を学んだり、志望校に落ちたり、今までの人生で一番勉強したりと充実した一年間だったように思います。三年生の皆さんもそれぞれ思い出があることでしょう。

 友とは私のことを愛してくれる人間のことだ。人から愛されるには、まず自分から人を愛さねばならない。私がこの三年間でどれだけの友に恵まれたかは分かりませんが、中学生の頃と比べると多くの人を愛することができたのではないだろうかと思います。というのも中学時代の私は非常に排他的で人付き合いというものが得意ではありませんでした。

 高校で副会長になってからは、声をかけてくれる人もいてとても嬉しかったです。会長に就任してからは「会長っ」などと呼んでくれる人も多くとても嬉しかったです。また、学校外でも声をかけてくれる方もいました。私が前に出て話す時も反応してくれることも多かったです。対面式の新入生歓迎の言葉を半年以上たった後でも覚えていてくれた一年生もおり感動すら覚えました。私の高校生活を彩らせてくれた全ての人に感謝をしたいと思います。彼らのおかげで、高校生活の三年間、多くの人々と出会い、私は大きく成長することができました。

 昨年に引き続き、冒頭から先人の言葉を引用することになりましたが、最後ぐらいは自分の言葉で在校生に一言伝えたいと思います。「私は優秀じゃないから」「◯◯さんとは違って」は聞き飽きました。君たちは自分が何ができて、何ができないかを決められるほど偉くはないです。高校生には時間もチャンスもたくさんあります。やる前から諦めず、自分の好きなこと、やりたいことに一生懸命取り組んでほしいと思います。

 そして、もう一つ、これは昔の自分に最も伝えたいことですが、授業の一時間一時間を大切にしてください。高校生の一日のうち、授業は多くを占めます。これを無為に過ごすのはあまりにもったいと思いませんか。つまらない授業にもつまらない授業なりの受け方もあります。限りある時間を充実なものにしてくれることを願っています。

 私たちはこれから自ら決めた道をそれぞれ歩んでいきます。最近、気がついたのですが、本当は高校卒業というのは人生のゴールではなく、むしろスタートだったのです。

 今思えば、高校での三年間はあまりに楽しかった。充実していました。人生の楽しみの全てなんじゃないかというぐらい濃い三年間でした。しかし、これからの人生はこれまでの十八年間よりもはるかに長いものです。これを高校での三年間以上のものにできるように精一杯走り続けます。

 この文章を執筆している現在、一年の六%が過ぎてしまいました。私たちはどんなに頑張っても高々あと百年しか生きられません。残りの百年が充実したものになるように一日一日を噛み締めて生きていきたいです。

 私たちはこれまで多くの人に支えられて生きてきました。これからも多くの人に支えられて生きていきます。支えてくれた全ての人への感謝とこれからの人生での全ての出会いへの希望を胸に私たちは桐生商業を卒業します。


以上です。これを書いてから半年も立っていませんがまったく記憶にございません。